代表挨拶

高向玄理(たかむこのくろまろ)が万葉集に名を留める、悠久の歴史と伝統、豊かな綠翠と旧跡に恵まれた、風薫る河内長野市。その文化都市に、ラブリーホールという素晴らしい音響を誇る市民会館があるにもかかわらず、備わっていなかったのがオーケストラでした。その設立は音楽愛好家の長年の夢でした。

 

このたび意を決して、新たに市民オーケストラ「河内長野フィルハーモニック」を立ち上げることになりました。

発起人の5名は、いずれも故ギア・ケオシヴィリ氏を支援する「めごばり(心の友)会」の仲間です。ギア氏はジョージア(旧グルジア)出身の音楽家で、河内長野をこよなく愛し、後半生の16年をこの地で過ごしました。「魂のチェリスト」と呼ばれた彼は多くの音楽ファンの心を魅了しました。生前ギア氏がよく口にしていた「いっしょに音楽しましょう」という遺志が私たちを動かしました。幸い多くの事業者のご賛同を得、市の広報でも紹介して頂き、無事船出することができました。

 

この団は、団員相互が親睦を深め、管弦楽を演奏する喜びと誇りを持って、楽しく活動することを目指しています。その成果を多くの方々に聴いて頂ければ、これに勝る喜びはありません。

 

取り組みます曲は、当面楽聖ベートーベンのシンフォニーを必ず一曲公演に取り上げ、5年後には「第九交響曲」に挑戦したいと思っております。それ以外に馴染みの名曲や河内長野にちなんだ曲も取り上げる予定です。

 

オーケストラの活動が軌道に乗りましたら、公演以外にもイベントや学校訪問にも活動の場を拡げ、将来的には団員が演奏指導を行って、少年少女達に管弦楽の魅力を伝えていきたいと考えております。

 

皆様にいつまでも愛される市民オーケストラとして活動して参りたいと願っております。

 

河内長野フィルハーモニック代表 松原茂樹